中年のEDの原因は生活習慣にある?

EDと呼ばれる勃起不全で悩む日本人男性は多いです。勃起不全はストレスや病気など様々な原因で発症します。
昔は中年世代に多かった勃起不全ですが、最近は若い男性の患者も増えています。
若い男性の場合はストレスなどの心理的な原因で勃起不全を発症することが多く、中年男性の場合は生活習慣やケガが勃起不全の原因となるケースが多いです。

生活習慣病は日本の社会問題にもなっています。
糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病は、動脈硬化を引き起こす原因にもなります。
動脈硬化を起こすと十分に血管が広がらず血液の循環が悪くなってしまいます。
血液の流れが悪くなると陰茎海綿体に十分な血液が流れなくなり、勃起不全の原因になります。
陰茎はとてもデリケートなので、動脈硬化の症状が現れやすいと考えられています。

生活習慣病の中で最も患者数が多いのが糖尿病患者です。この病気になると血液中の糖分の濃度が高くなります。
重症になると腎機能障害や失明、手足の壊疽など恐ろしい合併症を引き起こすことがあります。
糖尿病患者は勃起不全も発症しているケースが多く、男性患者の3人に1人が勃起不全の自覚症状があるといわれます。

勃起するためには、脳や神経だけでなく血液の流れや海綿体の機能を正常に保つことも大事です。
勃起というのは、脳で性的な刺激を感じ、それが陰茎に伝わって起こります。
糖尿病によって神経経路に問題が起こるとEDになりやすいです。海綿体の機能不全にも注意する必要があります。
糖尿病かもしれないと感じたら、すぐに検査を受けた方が安心です。

糖尿病が原因のEDを悪化させないためには、様々な方法があります。
糖尿病の治療を行いつつ食事療法や運動療法を併用することも大切です。糖尿病なのに軽く考えて治療をしない人もいます。
症状が悪化してから治療すると回復するまでに時間がかかります。
少しでも糖尿病の症状があるのであれば、早めに医師に相談したほうが早い回復が期待できます。

EDを予防するための食生活や運動の方法について

EDの8割以上が喫煙の習慣がある人です。タバコに含まれているニコチンには血管を収縮させる働きがあるので、正常な勃起の障害になります。
陰茎は血管が多く、その血管に血液が満たされることで勃起が起こります。ニコチンの影響で血管が収縮してしまうと、陰茎にも影響が出てきます。
EDを治療したい場合は、禁煙が治療の第一歩です。

EDの改善には食生活と運動が重要であることはよく知られています。
糖尿病はインスリンの分泌や働きが悪くなったりインスリンが分泌できなくなる病気で、高血糖状態が続きます。
高血糖を放置していると体の異常や合併症のリスクが高くなります。

2型糖尿病の人は、ブドウ糖の量を制限します。食事療法を行うことで、すい臓の機能を回復させていきます。
1型糖尿病の場合は、インスリンの補給を行うので調節をするために食事療法を行うことになります。
食事療法では、必要以上のカロリーを摂取しないようにします。
適切な範囲でタンパク質やビタミン、ミネラルなど必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。

運動療法も重要で、運動をするとエネルギーを消費して肥満を解消できます。
毎日運動を続けることで、筋肉が鍛えられ、インスリンの働きが改善していきます。
血液の循環がよくなるので、体が健康になり新陳代謝も活発になります。
継続して運動を行うことで、高血圧や脂質異常症の改善効果も期待できます。

運動には様々な種類がありますが、ウォーキングや水泳、ジョギングなど全身運動ができる有酸素運動が向いています。
有酸素運動を継続するとインスリンの働きがよくなります。
運動を始める場合は、無理をせず軽い運動から始めて少しずつ運動量を増やしていきます。
食生活に気をつけて適度の運動をすることで、健康な体へと導きます。